絆づくり通信 花結び
column
2021年3・4月号
【特集】花のある暮らしで華やかな毎日を
だんだん暖かくなり、たくさんの花々が咲き始める季節、家の中にも植物を入れると華やかな空間ができますよね。
今回は、おうち時間で手軽に作れる「ハーバリウム」をご紹介いたします。
『ハーバリウム』って?
「植物標本」という意味で、元々は研究のために植物を長期保存する方法として生まれました。プリザーブドフラワーやドライフラワーを小瓶に入れて保存用のオイルに浸すだけで、お手入れ不要なのにお花の瑞々しさを保つことができます。近年ではインテリアとしても人気です。
どんな花でもいい?
ハーバリウムにとって大敵となるのが水分。そのため、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、水分を抜いたお花が使われています。またお花だけでなくドライフルーツを使ったり、ビー玉やビーズなどを使ったりすると、お花だけのものとは違う雰囲気のハーバリウムが楽しめます。
1月中旬、坊津にあるアロエ畑へ行ってきました。普段は、鹿児島市内の社屋で電話案内や発送作業を行っているため、なかなか畑へ行く機会が少ないのですが、今回、商品撮影が行われるということで、その撮影に同行!
数日前、大寒波の影響で畑にも少しだけ雪が降りアロエの状態が心配だったのですが、当日は、数日前の寒波が嘘のようにポカポカ陽気で、元気なアロエの姿を見ることができました。
かごしま通信 私たちアロエ本舗がある「鹿児島」についてご紹介していきます♪
【テーマ 世界自然遺産の島 “屋久島”】
鹿児島本土の南方約60㎞の海上にあり、周囲132㎞、面積503㎢の日本で5番目に大きい島です。樹齢千年以上の杉を指す「屋久杉」をはじめ、貴重な自然環境や資源が残っていることから、1993年に世界自然遺産に登録されました。
アロエ本舗では、アロエの生産量拡大のため、屋久島に畑を開墾しました。坊津や指宿の農園で育てたアロエを、新しい屋久島の農園へ株分けし、屋久島での栽培が始まりました。
今号のイラスト
『出水麓(いずみふもと)武家屋敷群の牛車と満開の桜』
イラスト:花結びスタッフ
「出水麓武家屋敷群」は、約400年前の町の面影を残す、薩摩藩最大の武家屋敷群です。碁盤の目のような町割や石垣などは、当時からほとんど変わっておらず、江戸時代の武家集落の面影を残しています。
史実に基づいて復元された約150戸の武家屋敷は、現在もそのほとんどが住居として使われていますが、そのうち「竹添邸」と「税所邸」の2つが公開武家屋敷として一般公開されています。「竹添邸」は上級武士の屋敷で、大河ドラマ『篤姫』のロケ地にもなっています。「税所邸」には、囲炉裏から屋外に抜けられるように掘られた抜け道や、隠れ部屋があるなど、当時を偲ばせるものが残されています。
約46haの広大な武家屋敷群は、日本で唯一の観光牛車「いずみ観光牛車」での観光がオススメです。1周が約25分で、語り部の話を聞きながらゆっくり、ゆったり、より深く街並みを楽しむことができます。また、公開武家屋敷では、その場で好きな柄の着物と帯を選べる着付体験も行っています。着物を着て江戸の町を散策するのも、風情があって素敵です。