絆づくり通信 花結び
column

2022年9・10月号

季節の花を楽しむスワッグ

今回ご紹介するのは、壁に飾る花束 「スワッグ」です。「スワッグ」とは、花や葉などの植物を束ねて壁に吊るすインテリアの一種で、ここ数年、「お部屋に自然が手軽に取り込める!」と注目されています。


色の変化を味わいながら季節の花が長〜く楽しめる!


 近年、お家時間を充実させる趣味として、好きなお花や植物を選んで束ねて吊るす花飾り「スワッグ」を楽しむ人が増えています。生花を束ねて壁や棚などに吊るしておくだけで、徐々に水分が抜け、花の種類や季節にもよりますが1~2週間ほどで素敵なドライフラワーの花飾りが出来上がります。水やりも不要で、時間の経過とともに花の色や質感の変化をゆっくり長く楽しむことが出来ます。
 花束ではなく1輪だけ飾ったり、ペーパーフラワーなどの造花で作ったり、また作ったものは壁や棚、カーテンレールの横に掛けたりなど、色々な楽しみ方が出来ます。

お花を買う時に迷ったら、お店の方に相談してみてください!



アレンジいろいろ!お花も飾り方も自由に楽しく!



アロエ畑リポート

屋久島農場でも順調に育っています!

屋久島の尾之間おのあいだ地区にあるアロエ農園は、畑が4つに分かれています。
屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるほど、とにかく雨が多い地域です。
雨が続き畑に水が溜まり続けるとアロエが根腐れを起こしてしまう場合があるため、畑を4つに分けて雨が多い地域での栽培方法をテストしています。


  今号のイラスト

『清水岩屋公園(きよみずいわやこうえん)とサザンカの花』

© K.P.V.B

イラスト:花結びスタッフ

 清水岩屋公園は、鹿児島県南九州市にある市営の観光・レジャー施設です。断崖と渓流の間に挟まれた静かな峡谷にあり、園内には天然の川を利用したウォータースライダーや遊具が設置された子ども広場、キャンプ場などがあります。また高さ約20m長さ400mという断崖には、貴重な県の指定史跡である「清水磨崖仏群きよみずまがいぶつぐん」を見る事ができ、平安時代から明治時代に掘られたとされる梵字ぼんじ五輪塔ごりんとう宝篋印塔ほうきょいんとう、仏像など約200基が刻まれています。さらに南九州市川辺かわなべ地区の伝統工芸である川辺仏壇の技術を用いて作られたカフェ・ギャラリー「サクラノヤカタ」は、京都の銀閣寺を思わせます。春は桜、秋には紅葉の観光スポットとしても知られており、大人から子供まで1年を通して楽しめるスポットです。
 サザンカは、ツバキ科ツバキ属の常緑小高木で、10月から12月にかけて赤や白、ピンクなどの花を咲かせます。日本の固有種であり、江戸時代から生垣や庭木として親しまれています。