絆づくり通信 花結び
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2022年1・2月号

旬食材で美味しく腸活!冬も元気に!あったかレシピ

雪だるま 話題の「腸活」で、気になる不調もスッキリ!

 私たちの腸内には、約千種類、百兆個ほどの腸内細菌が生息しています。腸内細菌は大きく3つに分類され、腸の働きを活性化させる「善玉菌」、増えすぎると腸の働きが鈍くなる「悪玉菌」、そのどちらか多い方の味方になる「日和見ひよりみ菌」があります。この3つの腸内細菌のバランスが良いと腸内環境が整った状態となりますが、バランスが崩れると腸内環境は悪化し、便秘、肌荒れ、疲れなどの不調につながります。また、体内の免疫細胞の約8割が腸内に存在していると言われているため、腸内環境の悪化は免疫力の低下にもつながります。だからこそ、健康な毎日のためには、腸内環境が整っていることが大切!そこで、まずは食生活を意識してみませんか。腸の働きをサポートする食材を使った〝腸活ごはん〟で、元気な毎日を過ごしましょう。

簡単!おすすめレシピ!

さつまいものクリーム煮

1人分:約439.4kcal

●さつまいも…小1本 ●ほうれん草…80g ●サーモン…2切れ ●しめじ…100g ●ニンジン…1/2本 ●豆乳…800mL ●コンソメ顆粒…小さじ1 ●塩コショウ…少々 ●小麦粉…適量 ●サラダ油…少々




①さつまいもはキレイに洗って皮ごと一口大に切り、水にさらす。しめじは石づきを取り、ほうれん草とニンジンは一口大に切る。
②鍋にさつまいも、ニンジンと水1カップを入れ柔らかくなるまで煮る。
③サーモンは一口大に切り、両面に小麦粉をまぶす。フライパンに油をひき、軽く焦げ目がつくまで両面を焼く。
④さつまいもとニンジンが柔らかくなったらお湯を捨て、サーモン、しめじ、豆乳を加えて、沸騰しない程度に温める。
☆豆乳は温めすぎると分離してしまうので、豆乳を加えた後は、サッと煮て仕上げるのがポイント!
⑤最後にほうれん草とコンソメ顆粒を加えて、塩コショウで味を調えたら完成!

切り干し大根のまぜご飯

1人分:約340.8kcal

●ご飯…2合 ●切り干し大根…5g ●豚ひき肉…50g ●ニンジン…1/4本 ●ショウガ…1片 ●小ねぎ…適量 ●薄口醤油…大さじ1 ●昆布だし顆粒…大さじ1




①切り干し大根は水で戻し、一口大に切る。ニンジンとショウガは細切りにする。
②フライパンに豚ひき肉、ニンジン、切り干し大根、ショウガを入れて炒める。火が通ったら薄口醤油と昆布だしを加えて味を調える。
③ボウルに温かいご飯と②で炒めた具材を入れて混ぜ合わせる。
④器に盛り、小ねぎをのせたら完成!

鶏肉と根菜の味噌あんかけ

1人分:約164.6kcal

●レンコン…80g ●ニンジン…1/3本 ●鶏むね肉…50g ●玉ねぎ…1/2個 ●エリンギ…1本 ●きぬさや…10本 ●片栗粉…適量 ●塩コショウ…少々 ●サラダ油…少々

●味噌…大さじ1 ●料理酒…大さじ1 ●みりん…大さじ1 ●薄口醤油…小さじ1 ●水…50cc




①レンコン、ニンジン、エリンギを一口大に切る。玉ねぎはくし切りにし、きぬさやはヘタと筋を取り、斜め半分に切る。★はあらかじめ混ぜ合わせておく。☆レンコンやニンジンは、きれいに洗って皮ごと使うのがおすすめ!
②鶏むね肉を一口大に切り、片栗粉と塩コショウをまぶす。フライパンに油をひき、軽く焦げ目がつくまで焼く。
③焼いた鶏むね肉を一旦取り出し、レンコン、ニンジン、エリンギ、玉ねぎを炒める。
④野菜に火が通ってきたら鶏むね肉を戻し、ふたをして蒸し焼きにする。
⑤★を入れてひと煮立ちさせ、きぬさやを加えたら完成!

あったかドリンクで手軽に腸活♪



●りんご…1/4個 ●はちみつ…大さじ1 ●おろしショウガ…小さじ1 ●お湯…約200mL(お好みで)




①りんごを皮ごと擦りおろしておく。
②カップに、りんご、はちみつ、おろしショウガを入れ、お湯を注ぎよく混ぜたら出来上がり!
※熱いのでやけどに注意してください。

「腸を温めよう!」

冷たい外気にさらされたり、冷たい物を食したりすると体全身に冷えを感じることはありませんか?それ、腸から体が冷えてしまっているかもしれません。
腸が冷えると、血管や内臓のバランスをとる自律神経の働きが乱れ、腸の働きも鈍くなります。腸の動きが鈍くなると、老廃物の排出が十分に出来なくなるだけでなく、腸に存在する免疫細胞の動きが鈍くなり体のバリア機能も低下してしまいます。
だからこそ、腸活では腸内環境を整えるのと同じように、腸を冷やさないことも大切です。

アロエ畑リポート

県内各地でアロエを栽培しています!

アロエ本舗では、指宿市を中心に県内各地でアロエの栽培を行っています。
指宿地区で始まったアロエ栽培は、長島地区、坊津地区、屋久島地区へと拡大し、2020年の末頃から、いちき串木野市羽島地区で栽培を開始しました。
いちき串木野市は、薩摩半島の北西部に位置し、西側は東シナ海に面しており、南には日本三大砂丘のひとつである白砂青松の「吹上浜」があります。北西の季節風を遮る地形と暖流の影響で温暖な気候のため、鹿児島の中でもアロエの栽培に適した土地です。
これらの畑で丁寧に育てたアロエを原料に、これからも全国の皆様へアロエ商品をお届けしてまいります。

長崎鼻農場12月頃の様子

坊津農場10月頃の様子

スタッフレポート

昔から贈り物を包んだり荷物を包んだりするときに使われる風呂敷。最近では、さまざまな柄も増えていますよね。スタッフのMさんは、2年ほど前から風呂敷にハマっているそうで、そのアレンジ術を教えてもらいました!基本の「真結び」さえ覚えれば、何でも包めるようになるそうで、バッグやティッシュカバーも、風呂敷1枚で簡単に可愛くなりました!自分好みの風呂敷で色々なものを包むと、気分も華やかな1日になりそうです♪

  今号のイラスト

『藤川天神(ふじかわてんじん)と臥竜梅(がりゅうばい)』

イラスト:花結びスタッフ

菅原神社(通称:藤川天神)は、薩摩川内市東郷町さつませんだいしとうごうちょう藤川に鎮座する神社です。学問の神様として知られる菅原道真公を祭神とし、道真公が薨去こうきょされて間もなく創建されたと伝えられています。天正15年の火事で一度焼失してしまいましたが、正保4年島津光久公によって再建されました。その後に2度修復され、現在の拝殿は平成10年に新しく建て替えられています。毎年、受験シーズンになると受験生らが合格祈願に訪れ、また大晦日から三が日には大勢の初詣客で賑わいます。
藤川天神は“梅の名所”としても知られており、境内には約40アールの広さの梅園があります。園内には約150本の梅の木が植えられていますが、これは梅をこよなく愛された道真公がお手植えになった一株が繁茂したものと言われています。中でも、約50本の梅の木は、その幹を地上に伏せており、まるで竜がせているように見えることや、伏した竜のように咲き誇ることから「臥竜梅がりゅうばい」と呼ばれ、昭和16年10月には国の天然記念物に指定されました。毎年2月中旬頃から見頃を迎え、薄いピンクの花と甘い香りが訪れる人々の心を癒しています。